今回の記事では、
- 薬剤師の給料が上がらない
- インフレなのに、給料が据え置き
- 仕事は大変になるばかりなのに年収に反映されるほど評価されない
と考えている薬剤師に朗報!
令和8年度に改定される予定の診療報酬改定にて、ベースアップについて
評価される通称「ベースアップ評価料」
で、従業員の給料を上げることで新しく点が取れることが決まりました。
ほとんどの薬剤師はこの恩恵に預かることができます
この記事では、「どんな人」が「どれくらい」基本給が上がるのかについて解説していきます。
おまけとして広島県の令和7年度現在の昇給幅についても記載して、来年度との対比についても紹介していきます。
国も認める低所得。
それが医療に携わる人間に向けられるのは、そう遠くないのではないかと感じられる
令和8年度、環境は変わります!!!
令和8年度から新設「ベースアップ評価料」とは?
2026年3月に厚労省から出た資料より
診療報酬の調剤の部門において「ベースアップ評価料」(以下:ベア評価料に省略)の4点が加わることになりました。
これにより、対象の従業員のベースアップを実施した薬局に限り4点が無条件で算定できます。
さらにこのベア評価料4点により増えた収入は、従業員に必ず還元しないといけません。
なのでほぼ確実に働く薬剤師の給料は上昇することになります
ベア評価料はいつから始まるの?月給はいつからアップ?
新しく新設されるこの評価料の申請は5月受付〜になるので、算定できるのは最短で6/1からになります。
ほとんどの薬局はこの評価料を算定することになるので、新年度の2026年4月からベースアップするところが多くなると予想されます
(申請のタイミングにはベースアップをした記録が必要なので、算定と同時にベースアップ!とは考えにくいです)
算定のタイミングはそれぞれに薬局によるので、多少前後の可能性があります
どれくらいの賃金アップが見込めるか?
政府の目標としては薬剤師の生産性向上のために、R8年度、9年度ともに3.2%の賃上げを目標にしています。
そのため目標が実現すれば
| 年収 | 年収〜円アップ |
| ~400万円 | ~12.8万円 |
| 401~500万円 | 12.8~16万円 |
| 501~600万円 | 16~19.2万円 |
| 601万円〜 | 19.2万円〜 |
ぐらいの年収アップが見込めます。
平均すると大体15万程度上がると予想できます!
基本給とボーナスどちらに反映させれば良いかについてはまだ詳細なことがわかっていません
残念ながら対象外になる薬剤師も…
このベア評価料、残念ながら薬剤師であれば全員が対象になるわけではありません。
「40歳未満」かつ「管理薬剤師以外」が対象です。
なので40歳以上若しくは管理薬剤師の人はこのベースアップに含まれないので、給料アップは会社の判断になります
令和7年度までのベースアップの相場は?
保健薬局や、ドラックストアの昇給のペースは一般的に緩やかとされています。
大手のドラッグストアの昇給は大体5000円〜10000万円程度といわれています。
(実際に公開されているデータはありませんが、働いている人に聞くと大体そのぐらいらしいです。)
私が働いている薬局も、大体5000円程度なのでよほど評価されている人でも役職がつかなければ、1万円程度の昇給が限界ではないかと思います。
今後の見通し
医療業界はインフレに弱く、これまで実質的な所得は下がり続けてきました。
しかし今回、国としてベースアップを進める方針が明確になったのは大きな転換点です。
ベア評価料は
R8年度:4点 → R9年度:8点へと段階的に増額予定。
さらに、この増収分は
薬剤師や事務の給与アップ以外に使えないため、
来年度もベースアップが継続する可能性が高いです。
「どうせ上がらない」と思っていた給料に、
少しずつでも変化が見えてくると、気持ちにも余裕が出てきますよね。
だからこそ今、なんとなく働き続けるのではなく
10年後を見据えたキャリア設計を考えるタイミングです。
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