- 薬剤師は将来必要なくなるのではないか
- AIに取って代わられると言われて今後のことが一気に不安になる
- 高給取りになれると思ったのに、全然稼げない
そんなことを考えると仕事に身が入らないですよね?
今回はそんな不安を解消するために、
①薬剤師の取り巻く環境を分析
②薬剤師がまだオワコンになっていない理由を解説
③どうすれば日本の平均の年収600万円以上を維持できるか
について解説していきます!
筆者のプロフィールはこちら
taku
ブログ歴2年|薬剤師歴3年以上|薬剤師Web計算ツール『yakutaku.com』を運営
自分自身の新卒時代の経験や、転職活動で感じた不安をきっかけに、同じように悩む方の力になりたいと思い『広島県薬剤師転職ブログ』を立ち上げました。
まずは自分がよく知る地元・広島から。
皆さまのキャリア選びや職場探しに少しでも役立てるよう、日々記事を発信しています。
なぜ薬剤師に将来性がないと言われるのか
薬剤師が衰退していくと言われるのにはいくつかの要因があります。
供給過剰
薬剤師の数は年々増え続けており、
令和6年の厚生労働省の統計では32万9045人が薬剤師としての資格を持っています。
その前の調査(令和4年)の時から5000人以上増加しいます。
「毎年必要とされる以上に人数が増えている」と言われます
参考URL:
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/24/index.html
合格者数を絞るために、毎年国家試験は難化傾向で
2023年には、絶対的な合格のボーダーラインとされていた225点が引き上げられ、235点になりました。
このことから国全体で薬剤師が過剰=将来性がないと判断されています。
AIの台頭
昨今、ChatGPTをはじめとした生成AIが身近な存在になってきました。
その便利さから、「将来的に薬剤師の仕事はなくなるのではないか」と言われることも増えています。
実際、ピッキングや監査といった業務では、AIや自動化システムを活用したサービスが次々と登場しています。
こうした流れを見て、
「AIや機械がこれだけできるなら、薬剤師の業務は置き換えられてしまうのでは?」
「人がやる必要は本当にあるの?」
と感じる人が増えてきているのも事実です。
医療費が削減が国の方針だから
日本の医療費は、年々増加傾向にあります。
このまま医療費の増加に合わせて税収や社会保険料を引き上げ続ければ、国民生活に大きな負担がかかってしまいます。
そのため国は、さまざまな制度改定を通じて医療費を抑制しようとしています。
薬剤師の給料は、その多くが公的医療保険制度に基づく調剤報酬によって成り立っています。
こうした背景から、国全体で医療費削減の動きが進めば、調剤報酬も抑えられ、結果として薬剤師の給料も縮小していくのではないか、と言われています。
薬剤師はオワコンじゃない!
先ほど薬剤師の将来性がなくなると言われている根拠について述べて来ましたが、全てが予想通りにはならないと思います
薬剤師の数は多くなるが、働きにくさには直結しない
薬剤師が多いといえど、全ての人が薬剤師として働いているわけではありません。
子育てや別業種で働いたり、高齢で働けなかったり
様々な要因があります。
なので数字ほど供給過多にはなっていないでしょう
もう一つは、薬剤師の都市部への偏在です。
東京や大阪などの都市部に集中する傾向があり、地方ではまだまだ人手不足です
薬剤師の数が多い=就職しにくい、労働環境が悪くなる
は、少し安直すぎるかもしれません
AIは扱い方次第
AIにとって変わられる部分は今後多くなってくると思います。
現に今はマイクを使った生成AIで薬歴の記入はほぼ完結するところまで来ています。
そのほか、ピッキングやOTC薬品の選定までやってくれるので、
我々の仕事は無くなる、とって変わられる
と思いがちですが、本当にそうでしょうか?
調剤の点数計算がパソコンで全てできるようになって
困った人はいますか?
事務の仕事は減りましたか?
機械に仕事を全て取られましたか?
答えはNOですよね?
AIは上手く使えば
- 出荷調整やガイドラインなどの情報の収集
- 個別指導がきても問題のない薬歴を書く
- AIの予測による在庫管理
など今まで時間のかかっていた部分が短時間で出来るようになります。
AIが薬剤師の業務をカバーする範囲が多くなっても、
「ハルシネーション」
と呼ばれる、AIが誤った情報を出力する可能性がまだまだあります。
ミスが命取りになる医療の場では、
「最終的な判断は薬剤師」
という状況が後10数年は続くでしょう
調剤報酬を減らすだけが国の方針ではない
調剤報酬を減らすだけが国の方針ではありません
2024年の長期収載品の選定療養化
でもわかる通り、治療に影響の少ない部分は患者の自己負担を増やす方針で話が進みました
まだ実現までは行っていませんが、OTC類似薬の保険外にする案も出ています。
これにより、
≠調剤報酬を減らして薬剤師の給料ダウン
=軽症の場合は患者の自己負担を増やす
となるので、ずっと報酬が減るということは少ないはずですs

年収600万円以上を維持するためには
上記の理由から、薬剤師の将来性はまだまだあると思います
ただし、時代に適応するためにAIの操作を覚えたり、生涯学習を続けていかないと苦しくなるのは間違いありません。
では
「どのようにして今の年収レンジを維持していく?」
と悩んだ人はこちらの記事を参考にキャリアの自己分析をしてください




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